活動内容
十年後、りんごの木の下で会いましょう。
陸前高田の人たちとの、心のつながりを確かなものにするため、私たちは十年スパンで、復興を見守っていこうとしています。
この春、植樹するりんごの木が成木となる七年後は、震災十周年。
その節目に向け、りんごの実があふれるばかりになる陸前高田市米崎町を作りたいと思っています。
これまでの活動
2011〜 パンを届ける
東京のパン屋さんにいただいたパンを車で運び、避難所や仮設住宅でお配りしました。
2012 りんごの日
首都圏のパン屋さん・お菓子屋さんに、希望のりんごを使った商品を作っていただくイベント。
2012 バーベキュー&ZZCベーカリー
米崎小学校仮設住宅で住民のみなさんとバーベキューを行いました。その資金とするため、各パン屋さんからいただいたパンをカタネベーカリーさんで販売する「ZZCベーカリー」を1日開店。
2013 以心伝心バスツアー
東京発のバスツアーを募集。現地でりんごの花見や花摘み、仮設住宅でのバーベキューを行い、米崎町の人たちと交流を行う。
2013 落下・傷の入ったりんごの、パン屋さん、お菓子屋さんへの販売
完全に熟しきっていないりんごのほうがかえって調理用には向きます。酸味があり身が硬く紅玉のようです。従来捨てられていたりんごをパン屋さん、お菓子屋さんに販売できれば、米崎のりんご畑が宝の山になります。
2013~ パン講座開講
米崎女性会のみなさんにパン教室を実施。今後連続で開講することでパン作りに意欲のある方がパン屋さんやベーカリーカフェを開店することを後押し。
2014 りんごジュース「点 TOMORU」販売
これからの活動
2014 りんごの木オーナー制度・植樹開始
津波で失われた米崎にりんごの木を増やすため、紅玉の木を植樹。パン屋さん・お菓子屋さんが木のオーナーとなり、苗木から収穫、成木になるまで見守っていただきます。5年後より自ら育てたりんごで商品を作ることができます。
2014 ネット通販サイト「陸前高田おでんせ商店街」(仮)設立
りんご、ホタテ、海産物、醤油・ポン酢、はちみつなど、陸前高田のいいものを集めたネット上の商店街を設立する。新鮮なものが生産者から直接届く仕組み。
2015 ご当地パン開発・A1グランプリ
米崎りんご祭りに合わせて、全国のりんご産地で作られているご当地パンやお菓子を一堂に集め、日本一を決めます。
2015 りんご加工場開設
希望のりんごを現地で加工してコンポートを作り、お菓子屋さん・パン屋さんに販売します。また有名シェフが監修したりんごジャムも製造・販売。地域に働く場所を作りだします。
2016 パン屋をアップルロードに開店
りんごを使ったパンを名物とするパン屋を米崎町アップルロードに開店。カフェも併設し地域のコミュニティサロンとするとともに、フランスの「ホテル・タタン」のような遠方からもきてりんごのパンを食べてもらえるようなパン屋にします。ジャムやシュトーレンなど、りんごを使った商品もネット販売。
2019 オーナー制度による最初のりんごが実る
2021 オーナー制度による最初の木が成木となる。
2021 オーベルジュをアップルロードに開店
有名パン屋さん・お菓子屋さんの監修のもと、カキ、ホタテ、魚介、りんごなど、地元の食材を使ったおいしい料理を供する民宿(オーベルジュ)を開店。全国から陸前高田にきてもらう。